20 août 2014

8月4日 ハイエナが「イッヒ、ヒッヒヒー」 hyène a aboyé

Le lundi 4 août 2014 5時、快晴。 6時から4時間のサファリと午後15時半からやはり4時間のサファリに参加した。幌のあるランドローバーに朝は9名、午後は6名が乗った。 幌はあるがサイドは開いている。ライオンはいざ知らず、サルが飛び掛ってくるようなことはないのだろうか。 早朝からのサファリでは、車の下をくぐっていったレオパール(豹)が印象的だった。車慣れしているようで敵意をみせなかった。ゾウ、キリン、シカ、ハイエナ、シマウマ、ハゲタカ、カバも動物たちはみんなそれぞれテリトリーがある。ガイドは従って彼らが普段生活している場所を回る。闇雲に動物たちに遭遇するのを期待しているのとは違うのだとわかった。 午後のサファリは圧巻であった。早朝のサファリだけに参加したのではとてもこの醍醐味はなかったろう。先ず、ライオンがいる地域に一気に行く。しかし、そこのライオンたちはただ寝そべってシエスタ(昼寝)をしていた。吼えもしない。オスはオスでかたまり、メスはメスで集団をなしていた。大きなネコがいるという印象しかない。 午後は運転手とは別に助手が車に乗っていた。その理由が夜になってわかった。強力なトーチ(サーチ・ライト)を持ってきていて、車の左右と進行方向を照らすのである。動物たちには闇を照らされて甚だ迷惑だろうと思うが、先ずうろついているハイエナが浮かびあがった。ハイエナのいるところにはメスのライオンが子供たちをつれて歩いている。ただ歩いているのではなくその日の鋳物を求めているのだ。狩猟をするのはメスのライオンで、オスはどこにいるのだろう。90%の狩猟はメスが担うのだそうだ。映画などではたてがみの「百獣の王」がシマウマなどを襲うシーンがあるがあれはそうそうある場面ではないとは意外だった。 ハイエナの吼え声は「イッヒ、ヒッヒヒー」とまるでヒトを嘲笑するかのようである。嘲笑するように聞こえるのはヒトの勝手。突然、その吼え声を発しながらハイエナが大きいな骨を咥えて車の前を横切った。ライトに照らされたハイエナは一目散に闇に消える。近くでライオンがアンティロープかシマウマを襲ったのだ。残念ながらライオンの一家が獲物を貪っている場所は探したがもうなかった。ハイエナのハイエナたる所以は、自分で狩猟をせず、ライオンが狩猟し食べあさった残りを頂戴することだ。「イッヒ、ヒッヒヒー」。

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