09 mai 2010

5月7日 le vendredi 7 mai 2010 姉妹都市他 jumelage, etc

Le 7 mai 2010, vendredi
快晴。

仙台とルブンバシの姉妹都市をと考えている。ルブンバシ市長MG タンビラ女史から先月受け取った手紙を翻訳した。仙台に直接この送る方法がなかった。(財)自治体国際交流協会が仲介してくれる。ありがたい組織である。
quote
「RE:日本の都市との姉妹都市

ルブンバシ市と日本の都市との姉妹都市関係を築くアイデアを提案していただき感謝申し上げます。

候補都市としてご提案いただいた都市から仙台を選択したいと存じます。(注1)
それは仙台市とルブンバシ市にある相似関係があると想定されるからです。いただいた資料(注2)は絵葉書のようなもので、もっともっと詳しく仙台のことが知りたいと念願いたします。仙台市民の方々のノウ・ハウを得られるのではないかと期待する次第です。しかし、仙台市との相互理解によるダイレクトなパートナーシップを結ぶことは、平和とお互いの尊重を伝え合うことでで、両都市にとって意義深いものとなると考えます。

多くのアフリカの都市の中からルブンバシ市が仙台市と友好な関係を経済・開発プログラムの面でも推進できるようになるとすれば、それは大いなる栄誉であります。

ルブンバシ市は、コンゴ民主共和国(注:旧ザイール)カタンガ州の州都です。(注3)
市の面積763Km 2のうち140Km2だけが都市化されています。人口は約300万人、毎年の人口増加率は15,72%に達します。鉱業を中心として嘗てはとても豊かで(この国の)工業の中心地でした。しかし、正直、今日のルブンバシは、世界金融不況・経済停滞の波に呑まれ、都市整備の点で不当に低いレベルに追い込まれています。住民に提供せねばならない市のサーヴィスは、人口流入・増加を前にして極めて遅れています。

貧困にたいする私たちの戦いは多方面にわたります。上下水道、住宅、環境(河川の浄化)、市の文化遺産、交通、道路整備、市職員の教育訓練等々の戦線です。

中央政府とは別に地方自治体として日本の都市と協力関係を拓く端緒となることを、また仙台の方々がルブンバシをご訪問されることを切に願います。最後に仙台市の益々の発展と成功を祈ります。
ルブンバシ市長
マリー・グレゴワール・タンビラ・サンブウェ(注4)

注1 「日本カタンガ協会」から潜在的候補として仙台市と宇都宮市を例としてあげました。
   仙台市は同協会名誉会長田邊の生地です。
注2 ネットのWikipediaからフランス語版を印刷して当局におくりました。
   http://fr.wikipedia.org/wiki/Sendai
注3 「日本カタンガ協会」のHPをご参照ください。カタンガ州は日本の総面積よりも広             
   広いところです。 http://www.saturn.dti.ne.jp/~davidyt/katanga/
注4 女性市長です。年齢は仙台市長よりちょっと上のようです。」
unquote
異文化との接触。仙台にとってのメリットは何か。市民にどう説明するか。発展途上国などとマヤカシではいえない低開発国からのラブ・レター。仙台市長としては勇気がいるだろう。

ネットでタンビラ女史を検索したら、娘さん(Daiane、英語ではダイアナ)が2006年のミス・コンゴに選ばれていることがわかった。これはいよいよ市長さんにお会いしてみなければいけないなぁ。彼女が南アで病気療養中だったので、副市長さんにしか会っていない。

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