16 juillet 2012

7月16日AU総会議長にアフリカの「鉄の女」 dame de fer africaine élue pour la présidente de la Commission de l'UA


Le lundi 16 juillet 2012
快晴。7時、20℃、47.5%。久しぶりに20℃。
今日が「海の日」で日本が祭日だったとは知らなかった。

次のような記事がサンケイ電子版などに掲載された。共同通信が配信しいくつかの新聞が報道した。しかし、こういうことを書かれると、まるでRDCコンゴではレイブが当たり前で、女性は表を歩けないと思ってしまう。
コンゴでは銃器を普通の市民が持っていることはない。アメリカと違う。さらにいわゆるレイブ被害は東部で戦闘が起こった場合である。確かに国軍にせよ、反乱軍(暴力集団)にせよ、通過した村々で女性や子供たちをレイブしていると報告されている。しかし、コンゴ全国でレイブが行われているわけではない。キンシャサやルブンバシのような大都会を例にとってもレイブが世界の他の諸都市に比べて特に多発しているとはいえない。
ケニアのNPOのアナウンスはセンセイショナルに過ぎる。それを真に受けて配信した共同通信もニュースの裏を取るべきだ。

Quote
ケニアの人権んぽ代表
マレンさん
国連で演説
「女性の12%がレイプ被害 銃で脅し多発「コンゴは地球上で最悪の場所」 

 国連本部で開かれている武器貿易条約(ATT)の制定会議に合わせ、アフリカの女性人権団体の代表が10日記者会見し「コンゴ(旧ザイール)では女性の12%がレイプ被害に遭っている。銃による脅しが多発しているためだ」指摘。銃の貿易を厳しく規制する強力な条約の必要性を訴えた。

 「東アフリカ地域女性地位向上支援イニシアチブ」の専務理事でケニア人のマレン・アカツァブカチさんは「コンゴは女性にとって地球上で最悪の場所だ」と述べ「銃がなければ、これほどの性暴力被害は起きていない」と指摘した。

 「武器が(輸出先で)性暴力に使われる恐れがある場合、その取引は阻止されるべきだ」と訴え、ATTに盛り込む武器輸出の禁止基準にテロや虐殺だけでなく性暴力がまん延する恐れを加えるよう求めた。(共同)
Unquote

Nkosazana Dlamini-Zuma
アフリカの「鉄の女」
サッチャーも顔負けかも
アフリカ連合UAの首脳会談が機能から開催されている。総会議長には南アの元外務大臣(ズマ大統領の前夫人でもある)ドラミニNkosazana Dlamini-Zuma氏が前回の議長、ガボンの中国系ピンJean Ping氏を抑えて第2回目投票で2/3を獲得して選出された。
UAはフランス語圏と英語圏の国々が約半々、英国権の中では大国意識が強いナイジェリアと南アがライバルなど結構複雑な構図である。

RDCコンゴからはカビラ大統領、ルワンダからカガメ大統領がアジス・アベバにはいり、UAでの議題のひとつ、RDCコンゴ東部の紛争について既に二者会談を持ち、東部戦線は中立な第三者の軍(国連など)とRDC国軍に任せ、ルワンダは介入しないことで合意に達したという。
僕が思うのはこういった合意は内容がない。実効性もない。リップ・サービスに過ぎないということだ。

今年のラマダン(断食月)は、いずれ月を観測して最終的に日にちが決まるのだろうが、720日から818日ころになるようだ。そこで、ロンドン開催オリンピックが727日からだからもろにラマダンと重複する。イスラム信者のオリンピック選手は断食、といっても日があるうち食べないというだけで、夜は目いっぱい、腹いっぱい食べるのだが、選手たちはどうするか。ラマダンに対する対応は国によって様々なようだ。モロッコやアラブ首長国は例外を設けてラマダンでも普段と変わらない食事をする。断食しなかった日にちはあとで断食をして取り戻す。僕はこれが当たり前だと思う。コーランでも旅行中や妊娠中は断食しなくてもいいとある。ラマダンになってから、僕のラマダン体験を機会があったらはなそう。

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