07 juillet 2011

7月4、5日「日本人を父親とし、コンゴに捨てられた子供たちの協会」 Association des Enfants des Pères Japonais Abandonnés au Congo

Le lundi 4 juillet 2011
快晴。7時、18℃、47,5%。

7時、ネット不通。7時35分、回復。

19時05分、停電。10分で回復。

Le mardi 5 juillet 2011
快晴。7時、19℃、47,5%。

乾季に入り天気予報も簡単だが、以前日本の気象庁のHPにルブンバシの天気予報が載っていないことに抗議したことがある。ルブンバシの情報がとれないから予報は出せないと云っていた。僕も空港で気象を観測しているものの、それ以外ルブンバシのどこで気象観測をしているのか知らなかったので引き下がった。ところが、今日、BBCルブンバシを聞いていたら、天気予報を放送したのである。BBCのHPをチェックすると、ちゃんと1週間分の予報が載っていた。気圧や風向まである。どこからデータを手に入れるのだろう。BBCはRDCコンゴではキンシャサ、ルブンバシ、キサンガニの3都市でFM放送を流している。
http://news.bbc.co.uk/weather/forecast/836

19時35分、停電。19時55分、回復。しかし、毎回人騒がせな停電である。

車が3万キロを超えたので、オイル交換をした。今回はイボン君(何回もパンク修理をしてもらっている)のところでオイルを交換した。オイルは前回同様ELFのSEA15-40である。高い。7200フラン(720円)/L。安いオイルもある。他のスタンドでアラブ首長国製のオイルが5L缶で16500フラン(1650円)だから、その値差は相当なものである。しかし、オイルはまともな製品を入れておいた方がいいと思う。

バンパーをあけてみたら、ラジエータのパイプが虫に食われてぼろぼろになっているのを発見した(画像)。ガレージに虫がいるのだそうだ。先ず、虫退治をしないと、修理してもまた食われる。これは面倒なことになった。しかし、どんな虫だろう。蜂がたくさんいるのは知っていたが。今度の土曜日、ケニア地区にパイプ部品を買いに行くことになった。

「日本人を父親とし、コンゴに捨てられた子供たちの協会」の会長ケイコさんと面談した。今年から積極的に運動しようと決意していたのに話が全然進展しないことにかなりイライラを募らせている様子だった。北澤寛治日本大使は、今年になって担当官を決めて、本人は本件にタッチしない姿勢をみせてきた。その担当官が5月に突如ジェネーヴに任地が変わった。突如を思ったのはこちらの勝手で、日本大使は担当官の任期が切れるのを知っていて担当させたのだから性質(たち)が悪い。新たにこられた方が引継ぎされ、前任者よりも一所懸命対応していただいているが、ケイコさんからみれば、フランス語を解さない担当官だから歯がゆいのだろう。
また在ルブンバシのメディアは余程のことでもない限り、金を払わないとニュースとして取り上げないこともわかった。
次の手は、1)ババ州議会議長に、ニュース専門TV局フランス24が去年3月報道した内容(日本人が計画的に帰国前に幼児を殺害したというもの)の真実を探る議会内委員会の設置の要請、2)モイーズ知事を無能だと発言してスキャンダルを起こしている元人権問題担当大臣ムヤンボ氏に日本大使館や日本政府と子供たちの認知や補償問題を取り上げてもらうこと、3)キンシャサの日本大使館にデモをかけ、ハンガーストライキやシットインなどの実力行使をすること。この3点になった。大統領選挙が今年11月末にあるため、人気取りのために政治家連中が注目する可能性はあるが、3)のデモをしないことにはメディアの注目度は低いだろうと思われる。
しかし、ケイコさんはかなり必死の決意のようだ。家財道具を売り払っても、歩いてでもキンシャサに行って大使館に訴えるのだと息巻いていた。彼女が本気になって子供たちの協会メンバー47名が立ち上がれば、ポジティヴな答えが出てくるかもしれない。

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