Le samedi 24 mai 2014
6時、快晴、21℃、55%。
一日中カスンバレサ国境で時間をとられてしまった。
いなくなってしまった仔犬は出てこない。ザンビアはキトウェで世話になった友人パオラさんが、最近また泥棒にあったので、用心にマドンナの子が欲しいと連絡があったその日に仔犬が行方不明になった。出てこなければ、うちで育てようと思ったビキーラちゃんを彼女の養子に出すと提案した。
クリスチャンがビキーラにリオーネ(雌ライオン)と名付けて手元におきたがっていたが、パオラさんのことなので差し上げることを了承してくれた。
カスンバレサにパオラさんの友人がビキーラを迎えにくるのが今日である。ところが先ずその友人がアフリカ人らしく1時間半遅れてカスンバレサに到着した。待てど暮らせど来ないので帰ろうかと思っていた矢先にやっと国境まで着いたと電話があった。
コンゴ側に来てくれと再三頼んだがその手続きが分らないらしかった。仕方ないのでクリスチャンにビキーラを託してザンビア側にわたってもらった。通常ザンビア人は何の支払いもなしにコンゴの国境を越えることができる。ザンビアの国境警察で「ジュトン」と呼ばれるチケットを発行してくれるのだ。このチケットでコンゴ側のカスンバレサまではビザなしで入国できる。同様にコンゴ人も200フラン(20円)を払って「ジュトン」を得てザンビア側に行ける。キトウェやルサカなど遠くに行くにはビザがいるが、国境近くの地域ならビザがいらない。事実多くのザンビア人がコンゴ側に野菜や炭などを売りに来る。コンゴ側からもザンビア側のマーケットに買い物に出るコンゴ人が大勢いる。僕もその「ジュトン」を利用することができる。しかし、コンゴ国境で旅券を預けて、外国人なので1000フラン(100円)を払わねばならない。旅券を預けるのが面倒だし不安なので、クリスチャンに国境を越えてもらったのだ。しかも、持っている荷物は仔犬だから、「ムズング」(白人)なれば、また儲け口が来たとばかり、コンゴ税関にたかられるのは目に見えている。
クリスチャンひとりでも危ないので、既知の通関業者(正式ではなく、国境をうろうろしている若者)をつけた。
実際に仔犬をパオラさんの友人に渡せたのは13時半であった。やはり税関吏が目ざとく仔犬を入れたケース(猫のチーカちゃんと車でタンザニアに出たときに買ったケース)を見付けて仔犬の「書類を出せ、でなきゃ100ドル払え」を迫った。通関業者は30ドルでこんなときは都合できると云っていたが結局40ドルと通関業者手持ちの3000フラン(300円)をむしりとられた。
僕はコンゴ側でまっていたのだが、「待ち疲れ」とこの税関の話でほとほと疲れてしまった。さらに帰りのタクシーがルブンバシの入り口で交通渋滞のため1時間もルブンバシ到着に余計な時間がかかった。
早朝7時半に家を出て帰宅できたのは17時になっていた。
疲れを吹き飛ばしてくれたのは、17時半に来たパオラさんからのメイルである。彼女の娘がビキーラを抱いている写真が添付されていた。ビキーラにエリーちゃんという名前をつけてくれて、満面の笑顔をみせた写真だった。
この画像をブログに載せるが、クレームが来たら消去する.
エリーという新しい名前を
もらったビキーラちゃんと
パオラさんの娘タミカちゃん
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