08 mai 2014

5月8日 フォステム校:手掘りの井戸なら出来そうだ école Fostem : pourquoi pas un puits artisanal

Le jeudi 8 mai 2014
6時、快晴、22℃、60%。

朝一からネットが通じない。驚いたことに、Vodashopに行ってクレームしたところ、SIMカードをいじって、「これでネットが出来る筈」ときた。えっ、ネットワークが問題じゃなかったのか。しかも帰宅してネット接続をトライすると、本当に通じたのである。

フォステム校の隣に井戸があるときいて実物を見に行った。手掘りの井戸で1975年、今から39年前のものだという。水を汲んでもらった。ポンプはなくバケツを井戸に投げ入れて汲む。12メートル。乾季の最後の月、10月でも水が涸れたことはないと。見た目には透明で綺麗な水だった。飲料としても塩素消毒すれば使えるということだ。
 
フォステム校の隣家ぶある井戸
校長先生が水を汲んでくれた
学校の敷地でもこの井戸(12メートル)と同じ位の深さで
地下水が出るはずだ

これならと勇気を得た。フォステム校の校庭のどこかに井戸をほればいい。井戸があればトイレが使える。この生徒たちがちょっと楽ができるように、メカのポンプをつけても大した費用がかからないだろう。この井戸掘り料金は東京のTさんの「日本カタンガ協会」(AKJ)への寄付から賄えそうだ。Tさん、有難うございます。。

フォステム校のジャンゴ校長に聞くと、現在の生徒数は185名で、去年学年が始まったときは480名だったというから、300名以上が既に通学を諦めたということになる。今年に入ってから先生の給与も滞っているという。なんとか創設者ステファンの兄弟でゲストハウスのオーナーであるフレデリックさんにファイナンスしてもらっているので持ちこたえている。それがないともうとっくに閉校か廃校になっている学校だ。
校庭で遊ぶ生徒たち
(フォステム校、キプシ)
 そこで、生徒たちが引けた午後、自動車学校を経営したいという。AKJが一時持っていた5台のタクシーのうち1台は老朽化で今年1500ドルで売却した。もう1台が去年11月市役所に差し押さえられてしまい、これをやっと2月受けだしたが野晒しになっていたのでタイヤやバッテリー等を交換してもまだ動いていない。この車をちゃんと修理してフォステム校に売却しようかな。修理代金を「協会」が出すことができるかもしれない。そうすれば、フォステム校の収入に寄与できる。
自動車学校開校とは別に、ルブンバシの看護学校が校舎を借りたいという申し込みもあるらしい。

なんとかしてフォステム校がその活動を維持し、また学年初めの生徒たちが辞めずに勉学できるようにしたいと考えている。さらにできれば、フォステム校のあるキプシ市チャチャチャ区には学校に通っていない学齢期の子供たちがいっぱいいる。彼らをフォステム校に就学させたいものだ。

そのため皆様のお知恵も拝借できるとありがたい。お願いいたします。

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