快晴。7時、気温21℃、湿度55%。
太陽は東から昇る。地球の自転方向が変わらない限り、北半球でも南半球でも同じだ。ルブンバシは南緯11度40分に位置する。RDCコンゴは赤道を南北に跨ぐ国であるが、カタンガ州は南半球だ。今、僕たちは5月。来月には夏至solsticeがくる。夏至は北半球では昼がもっとも長い日である。ということは逆に南半球では昼がもっとも短い日ということになる。コンゴは赤道に近いので、ほぼ一年を通じて、太陽は朝6時に出て午後18時に沈む。僅かな差しかない。しかし、12月の冬至から6月の夏至にかけて太陽は北よりの軌跡を通る。僕の家のサロンは南むきである。だから家の影が南にできる。しかし長い影にはならない。雨季乾季という大きな季節変化以外にも毎日の微妙な太陽の影の長さの変化などがある。夜の星の位置も微かな変化があるのである。
変化が少ないからその変化を無視するか、僅かの変化に心をときめかすか、2種類の人がいるように思う。後者は詩人にちがいない。この国に詩人は少ないようだ。もっとも、友人アラン君の弟は本物の詩人である。しかし、欧州に出てしまった。
(画像はサロンの影。午前10時。9月から翌年3月頃までこんな影はない)。
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