12 février 2012

2月9日 新しい隣家 nouveau voisin

Le jeudi 9 février 2012
晴れ。7時、24℃、70%。
9時、快晴。

断水。13時から18時10分。

隣に新しい家族が引っ越してきた。自分の家のアボカドを僕に売っていたエリティエ君の家族が引っ越したのである。引越し先は数百メートル西よりで遠くはない。新しく来たのが牧師一家。牧師といっても「覚醒 教会Église de Réveil」なるセクトである。他の多くのキリスト教を標榜する新宗教がアメリカ合衆国発であるように、もともとGreat Awakeningとして19世紀にアメリカで生まれた宗教であるが、アフリカにやってきてほとんどが独立系のキリスト教的宗教活動をしている。特にRDCコンゴにおいてかなりの勢力になってきている。しかし、牧師には神学も修めないでなれるようで、詐欺師といっても過言ではない牧師が多い。牧師だといえば失業していないことになる。今回の大統領選挙・議員選挙でこの自称牧師たちは「選挙肥り」したといわれている。どの候補者からも賄賂を浮けとったからである。伝統的カトリック教会ではありえないことが堂々とまかり通っている。

隣家の牧師は子沢山。この子供たちが育ちが悪く、僕の家を興味津々で覗くのである。僕が庭にいても「ボンジュール ムシィユ」と挨拶もできない。可愛げがない。いやな奴らがきたなぁ、と思っていた。そしたら今朝牧師が垣根の枝を払いはじめた。隣家から僕の家が丸見えじゃないか。文句をいっても聞き入れない。庭師アンドレがきたところで、塀の上に筵を貼り付けた。
「覚醒教会Église de réveil」と「教会」を名乗り、指導者を「牧師pasteur」といっているが、カトリック教会の神父pereやプロテスタント教会の牧師とも彼らを区別しなければならない。

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