Le jeudi 7 juin 2012
快晴。7時、18℃、55%。
今年に予定されていた州レベルの選挙と上院議員選挙が、それぞれ来年2013年2月と6月に延期されたという。これも実のところどうなるかわからない。
Le vendredi 8 juin
2012
快晴。7時、19℃、57.5%。
昨夕17時半、マドンナにビスケットをあげようと思ったら庭にいない。隣家に姿が見えたが呼んでも帰ってこない。昼間、隣家との境の金網を補強した。一体どこから隣家に出たのだろう。今朝、サロンの前の庭で何事もなかったような顔をして寝そべっている。しかも近所の汚い犬二匹と一緒だ。その駄犬を追い出した。裏庭のごみ捨て置き場の壁を這い登って逃げた。マドンナに手を出したのか。許しがたい不良たちである。マドンナを叱ったが、ひとりでこそこそと自分の家に入ってしまった。朝飯を抜いて反省させようと思ったが、こちらの意図が伝わりそうもないので、8時に朝食を用意した。
ぴったり14時から停電。この機を利用してルブンバシに買い物にでかけた。
フランス文化会館で本を探した。ひとつはカミュの『Noces(結婚)』、いま一冊がタンザニアの詩人で小説家でもあるサイド・アハメド・モハメド・ハミスの作品。後者はスワヒリ語で書かれた作品群だが、英語かフランス語の翻訳があればと期待した。タンザニアの作家の作品はおいていなかった。カミュの作品は貸し出し中だった。今、何故カミュの『結婚』かというと、東京で買ったフランスの哲学者ミシェル・オンフレイMichel Onfrayの『カミュの哲学的人生』の中で重要な作品として語られていたからである。僕はそれを読んでいない。
フランス文化会館にタンザニア人作家の作品がなかったことに関して会館の図書館長Andy Tshilombo氏にクレームしたら、ルブンバシ大学文学部の先生を紹介してくれた。アドナン・ハダドAdnan Haddad先生である。レバノン人だが1962年からコンゴ在住である。アラン君に話をしたら、TVによく出てくる有名人だそうで、彼の家に案内してくれた。アポイントなしで行ったのだが、先生はたまたま在宅で僕たちを快く迎え入れてくれた。
ハダド教授は、しかし、タンザニア人作家に興味がなく、誰も知らなかった。よくしゃべる人で、去年のチュニジアのジャスミン革命等「アラブの春」やシリアの現状、ベルギー殖民地時代よりもずっと以前にコンゴに進出していたアラブ商人のことなどなどを一気に話し、彼の著作2冊をくれた。『arabe et le swahili
dans la république du Zaïre 』(1983, Paris)と『Les blasphèmes salmaniques contre toute les
religions』(1991, Paris)である。後者は例のラシディSalman Rushdieの『Versets sataniques(悪魔の詩)』批判である。
サルマン・ラシュディ |
「日曜日ならアポイントなしで来ていいよ」ということであった。1933年生まれだいうからまもなく80歳。レバノン北部トリポリ出身。20代の最後にザイール入りしているわけだ。レバノン商人はアフリカの国々に多い。しかし、彼は大学人だ。ちょっと不思議な人物。次の日曜日にまたお宅を訪ねてみるか。
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