Le samedi 15 mars 2014
6時、曇り、22℃、72.5%。
コンゴ河に建設する電力ダムインガIII計画について何回このブログに登場したろう。机上の楼閣。いつも景気のいい話ではあるが、何時実現するともわからない計画になってしまっていた。今回もそうかもしれない。世銀がキンシャサで14日(金)記者会見の席上、当該発電ダムに言及、工事開始は2016年末であろうと見通しを述べた。これまでRDCコンゴ政府は15年末といってきた。まだ入札募集もされていないようだ。この3月20日、世銀が7300万ドルを入札用にファイナンスする。なにしろ4500メガワットの発電であるから規模が大きい。どこのコンソーシアムが入札できるだろう。工事総額も125億ドルと破格である。南アが2500メガワットを買うと約束している。カタンガ州は1300メガワットの供給を受ける。カタンガ州では電力不足で鉱山開発が足踏みしている。しかし、インガIIIができるのは2016年に工事が開始されたとして、その5年後の2021年。工事はマタディ(バ・コンゴ州)の近くの急流である。まともに5年で工事完了となるとは、たとえ日本グループが応札落札したとしても考え難い。インガIIIダムの完成を見るには相当長生きしなければならないなぁ。
日本には軍事法廷(裁判所)がない。憲法裁判所や行政裁判所もなく、家庭裁判所と海難審判所が例外で全て地裁(簡易裁判所を含む)、高裁、最高裁の制度に統一されている。
しかし、世界では軍事裁判所がある国の方が多い。しかし先進国の軍事裁判所では普通市民(民間人)が裁かれることはない。アフリカでは軍事裁判所で民間人を裁く例も多い。
モロッコでもこれまで民間人も軍事裁判所に引き出されたが、14日(金)の閣議で民間人を対象としないという法改正を国会に提出することになった。モロッコがこうして王国とはいえ近代的法治国家になっていくのは歓迎である。
RDCコンゴは東アフリカ共同体EAC(本部はタンザニアのアルーシャ、キリマンジャーロ山の麓の観光地)のメンバーではない。しかし、特にカタンガ州はEACの主要メンバーであるタンザニアのダル・エス・サラム港を輸出入の窓口としている。タンザニアにとっては大事な客である。EACメンバーではないRDCコンゴとの関税業務をケニア=タンザニアのようにEACメンバー間通関と同じ取り扱いにするべきだろう。
そこでタンザニアの税関トップとRDCコンゴの税関DGDAのトップとがキンシャサで12日(水)税関業務の一本化について話し合った。いわく、関税業務の簡素化による通関費用軽減、不正行為防止を目指すのだそうだ。しかしそれはお題目だ。要は、何時から、どこで
« Single custom
territory » (territoire douanier unique)化を実施するのか、そのタイム・スケジュールを明らかにしなければならない。
タンザニアとRDCコンゴはタンガニーカ湖を隔てて国境を接している。ダル・エス・サラムからタンガニーカ湖のキゴマまでは鉄道がある。湖を隔ててRDCコンゴ側の港はカレミである。カレミからルブンバシまでも鉄道がある。ただ、両国ともにいえることだが、「鉄道があるにはあるが」効率的な輸送手段として機能できるかどうかは別問題で、結局いまのところザンビアを通過するトラック・ルートが最速になる。
だから« Single custom territory »といっても、これもEACのメンバーではないザンビアを巻き込んだ« Single custom territory »でないと意味がないか、効果が半減すると僕は思う。
Tanzanie – RDC : vers
un territoire douanier unique
publié il y a 22
heures, 4 minutes, オカピ放送
Les experts des
services douaniers de la Tanzanie et ceux de la RDC ont réfléchi sur la
nouvelle procédure de dédouanement des marchandises, applicable à la communauté
des pays de l’Afrique de l’Est (EAC) mercredi 12 mars à Kinshasa. Ces pays
tiennent à la mise en place d’un territoire douanier unique pour diminuer le
coût de transit de marchandises par le port de Dar-es-Salam. Deo Ruguiza,
directeur général de la Direction générale des douanes et assises (DGDA) a indiqué
que cette démarche vise à lutter contre la fraude douanière.
Cette procédure
douanière dite « Single custom territory » (territoire douanier unique) est un
cadre mis en place par les états membres des pays de l’Afrique de l’Est pour
faciliter les échanges commerciaux.
Cette organisation a
décidé de permettre à tous les pays non membres d’utiliser le port de
Dar-es-Salam pour le transport de leurs marchandises et ainsi, de devenir
partie prenante du territoire douanier unique. Le cas de la RDC qui ne fait pas
partie de cette communauté.
Deo Ruguiza a déclaré
que la mise en place du territoire douanier unique réduira le coup de transit
et permettra de lutter contre la fraude. La coordination efficiente de tous les
bureaux de dédouanement de marchandise en transit à partir du port de Dar-Es-Salam
va aider à la mobilisation et la maximisation des recettes du trésor public.
Le directeur général
de la DGDA a aussi indiqué que les statistiques de toutes les marchandises à
destination de la RDC pourront être maîtrisées grâce au territoire douanier unique.
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