快晴。
昨夜はネットが不調だったが、今朝は快調。ブログにモエロ紀行及チコとマドンナの写真を載せることができた。
新しいPCを買った店(「Etendard」)で壊れたPCの方のデータをハード・ディスク(HD)に抽出してくれるというので外付けHDとMebiusを持って行った。ところが店が停電中。そこでHDとPCを店において、その間に買い物等の用事をすませた。午後3時半に再び店に立ち寄った。どうやってデータを取り出すのか見ていると操作は単純である。MebiusのHDを本体から取り出して他のPCにコードでつないで読ませているだけだ。ドロー&ドロップ。取り出したHDにラックがいるだけだ。店のエンジニアは日本語が読めないから、僕が必要なデータ、たとえばこの日誌を取り込んでいなかった。必要なデータはMy Doucumentsではなくカタカナの「マイ・ドキュメント」というところに入っている。自分でラックを買ってデータを取り出すことにした。ラックはEtendardでは売っていなかった。他を探すことにした。3軒目でラックがみつかった。30ドル。でもHDさえ取り出せば、誰でもデータを取り出せるとしたら、情報を盗むにはPCからHDを抜き出せばいいわけで、windowsが起動しなくても可能なのだ。パスワードを知らなくてもデータを読めるとは。
家でMebiusのHDを外してラックに入れてデータを読んだ。ところが探しているデータがみあたらない。日本語の「マイ・ドキュメント」もない。さては破壊されてしまったのか。思い直して探しまわったところ、思いがけないところにデータがあった。Temporary fileの中に格納されていたのだ。「マイ・ドキュメント」は僕がつけたフォルダの名前だったから、システム上は認知されなかったのだろう。いずれにせよ、23時、Mebiusが壊れる寸前までのワード・ファイルも見つけたし、フランス語の辞書ロベールも見つかり使えることが分かった。ネット・バンキング等の暗証番号もあった。万々歳である。
スリにあった。PCの店を出て表通りをあるいていたときだ。Tシャツにはポケットがないのでいつもチョッキをきている。その左ポケットに携帯を2個いれている。気配を感じたのでポケットに手を入れると携帯が1個ない。人込みではなかったので、盗ったスリに声をかけたら、素直に携帯を返してくれた。「返せばいいってもんじゃないが、警察にはつきださないよ。携帯は高いもんじゃない。しかし中のアドレスが重要なんだ」といって、甘いと思ったが「腹がへっているんだろう。これでバナナでも買いな」と500フランを渡した。このスリが改心するとは思わない。しかし、誰だって悪いことを職業にしたくないだろう。それに逃げれば逃げられたのだ。健康そうな青年だったのだから。
(今日の題にフランス語がvol à la tireとなっているがpickpocketの方が一般的に言われる。もちろん英語からきた言葉。写真はフランス映画Robert Bressonの映画『ピックポケット』1959年)
アラン君は4月に旅券申請を出した。未だにパスポートが発行されない。お金を別途出せば、即ち賄賂だが、1週間も経たずに手に入るそうだ。窓口が国立博物館の一部にある。キュングさん(「日本カタンガ協会」会長)の息子は3月に申請、今日パスポートを受け取った。事務が遅いということで、旅券発行に制限があるわけでない。旅券さえあれば海外に出ることは比較的簡単である。アルジェリアでは旅券をもっていても隣国モロッコやチュニジア、イスラム諸国を除いて入国査証を若者に出してくれる国はない。不法移民を怖れているからだ。
アラン君は4月に旅券申請を出した。未だにパスポートが発行されない。お金を別途出せば、即ち賄賂だが、1週間も経たずに手に入るそうだ。窓口が国立博物館の一部にある。キュングさん(「日本カタンガ協会」会長)の息子は3月に申請、今日パスポートを受け取った。事務が遅いということで、旅券発行に制限があるわけでない。旅券さえあれば海外に出ることは比較的簡単である。アルジェリアでは旅券をもっていても隣国モロッコやチュニジア、イスラム諸国を除いて入国査証を若者に出してくれる国はない。不法移民を怖れているからだ。
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