Le 29 juillet 2010, jeudi
快晴。
朝起きたら停電。午後16時半に帰宅したが停電のまま。やっと18時半になって通電。しかし、停電のあとのネットはいつもトラブル。今夜はネットができないかもしれない。
インディゴというのがある。Maryse Condé『セグ』の第三巻にセネガルのサン・ルイSaint Louisが出てくる。英語読みすればセント・ルイスだが、米国の話ではない。2回目にセネガルに行ったとき、首都ダカールで車をレンタルして260キロ余りの道を北上、サン・ルイに向かった。2008年の3月のことだ。道は舗装されていて気持ちがいいけれども、多くの村々を通るので時間はかかる。橋を渡ってサン・ルイの町に入る。サン・ルイは1957年までセネガルを含めたフランス領西アフリカの首都だった。さぞかし瀟洒な港町だったろうことは偲ばれる。ユネスコの世界遺産にも指定されているから、おいおい修復がすすむだろうが。
この港町からインディゴが他のアフリカの産物と一緒にフランスに輸出された。藍というか濃い青の染料は貴重だった。天然のインディゴはもう使われていないだろう。まだ使われているとすれば民芸品だけかもしれない。ジーンズに天然インディゴのものがあるのだろうか。アフリカは、プランテイション時代(植民地時代)以前からインディゴを染料としていた。
サン・ルイは、想像を逞しくすれば一見の価値があるだろう。美味いレストランが数軒あるから悪口はいわない。海の幸が豊富である。
コンゴRDCにもインディゴがあるようだ。
希少金属、金、プラチナなどを分析してくれる国営のラボCEEC(Centre d'Expertise, d'Évaluation et de Certification des Matières Précieuses)を訪問した。郊外にラボ、ルブンバシ市の中心街に事務所がある。いずれも新しいところをみると、米国など西欧の圧力を受けて、内戦の資金源といわれるレアメタルや貴金属の輸出ルートをリーガライズしようという政府の意図が見える。いいことである。
このラボが発行する分証明書および原産地証明書がないとこれらの金属はコンゴから正式に輸出することができない。料金は125ドル。48時間で書類を作成しているれるという。
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