Le 12 août 2010, jeudi
曇。風あり。寒い。肌寒いどころではない。
7時半、陽が差してきた。ありがたい。午後、快晴。
しかし、一日寒かった。長袖のセーターを着て、さらにハーフコートを着て出かけた。たしかに、この寒さなら暖房があってもいい。地中海沿岸の都市、アルジェ、ナポリ、バルセロナ等では暖房がない家が多い。ここルブンバシでもそうだが、洒落た家には暖炉がある。暖炉なんぞどうするのか、飾りかと思ったが実際に使うときもあるようだ。鉱山会社Gecaminesが全盛のころは従業員に薪を配った。寒がりのコンゴ人には暖炉がいるかもしれない今日の寒さだった。
今朝、電気代を払いに行ったら、いっぱいの人。明日に伸ばした。銀行振込みとかスーパーで払うとか気の利いたことは出来ない。
中国人が鍼治療をルブンバシでしている。2軒ある。そのうちの1軒で、「日本カタンガ協会」の会長キュングさんが治療を受けている。院長のZhu(朱)さんは10年前にルブンバシで開業した。ギリシャ正教の教会がある広場に面した医院である。とても目立つところで、僕もいつか行ってみたいと思っていた。キュング会長は普通の病院に以前通っていたが、手足が痺れてきても薬では治らなかった。ところが鍼治療をしてから半年ほどでらジョギングが出来るまでに回復したという。僕は5年くらいまえから前立腺肥大hypertrophie de la prostateで尿の出が悪くなった。頻尿でもある。夜中にそのため一度は目が覚める。いわゆる老人病である。嫌だね、といっても仕方がない。年齢である。癌なら、とっくにこの世をおさらばしているだろうから、良性肥大hypertrophie bénigneだろう。スイス人の僕の仲人さんは40代から前立腺肥大に悩まされている。
そこで、今日思い切って朱医院長を訪ねた。問診後、検尿そしてエコグラフィー(エコー検査)。初診料5000フラン、検尿7000フラン、エコー検査15000フラン、〆て27000フラン(2700円)であった。大分お安い。この国の相場ではある。医者とはいえ贅沢をしているとは見えなかった。
検尿は注射液の使用後の小さなフラコンを水で洗い、ドライヤーで乾かして渡してくれた。エコ検査の機械は中国製だそうだ。自分では使い方が分からないので、コンゴ人の技師にまkせているとは朱さんの言。ジェルを下腹に塗って、さささっと検査が終わってしまった。「少し腫れているね」と技師が言った。「癌じゃないの」と問うと「癌じゃない、癌ならするわかる」。(「へ~、天才だね君」)
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