Le 1er août 2010, dimanche
快晴。
朝、何時の間に停電して、何時の間に回復していた。
フランスなどカトリック信者の国では、万聖節(Toussant、11月1日)の翌日が亡くなった人々を偲び墓参りをする日だが、ここでは8月1日が墓参りの日になっている。スイスはこの日が建国記念日だったと思う。
小さな会社を作り、その名を『la croix du sud-southern cross南十字星』にしようと思ってこの星座のことを調べた。星座音痴なので、まだどの星が南十字星なのかわからない。星は満天に毎夜見えるのだが、今夜は特に注意してみてみよう。
この星座が地中海からギリシャ時代には見えたという。今は見えない。では、何故見えなくなったのか。その説明が「précession des équinoxes歳差」とあった。物理・天文学に弱い僕は歳差(さいさ)なんて聞いたことがなかった。地球の回転軸がずれるなんて! これを発見したのが今から2500年前のギリシャ人。皆既月食を観測して計算したというのだからたいしたものだ。バビロニア人もこの歳差に気づいていたらしい。あと2万2000位経つと、また地中海でも南十字星がみえるようになる。ということは、東京の空でも見えるということだ。でも、2万年以上先のことだ。それまで人類が生き延びられるのかどうかも分からない。
『セグ』第三巻(La Terre en Miettesひび割れた土)を読み進めている。600ページに迫る厚い本はちょっと辛い。
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