07 août 2010

8月5日 le jeudi 5 août 2010 ジャマイカ他 Jamaïaue, etc.

Le 5 août 2010, jeudi
快晴。

ネット不通。アスンタさんは不在だが、彼女の修道院でネットを借りるしかない。フランシスコ会でUSBモデムを使いネット接続を試みたが、繋がるものの電波が弱く結局ネットは不可。有線につないでやっとネットに繋がりメイルをチェックした。
午後Vodacomルブンバシで接続トライすると直ぐに繋がった。ところがキプシの家にかえったらネット不通。なんと、なんと。
19時50分、やっとこさっとこネット接続に成功。やれやれ。

朝、ちょろちょろと水が出ていた。急いで食器洗い。午後帰宅してみると断水。水は溜めておいてあるとはいうものの不便には違いない。23時、少し水が出始めた。

『セグ』第3巻にジャマイカが登場する。母の生まれたカリブ海の島国ジャマイカにアフリカから移民する挿話である。但し、19世紀の後半だ。ジャマイカというと今日僕が想像するのはコーヒーのブルー・マウンテン、陸上競技選手、リゾート、ちょっと古いが歌手のハリー・ベラフォンテHarry Belafonte位のものか。1万km2の島だから、ここコンゴでいえば、カタンガ州にあるモエロ湖の2倍、タンガニーカ湖の三分の一しかない小さな島国だ。人口も300万を切る。今、有名なのはジャマイカ・マフィアだそうだ。麻薬の中継地になっている。
このジャマイカにアフリカから多くの奴隷が送られた。ところが、はやくから山中に逃亡し武装抵抗した奴隷たちがいた。マロンMarronsという。本土アフリカでも英国殖民に抵抗したアシャンティたちがその中心になったという。アシャンティについては7月に書いた。奴隷解放後は英国に協力して土地と自治を得たようだ。小説『セグ』の中のマロンは閉鎖社会の恐ろしい集団として描かれている。

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