Le mercredi 18 juin
2014
7時、快晴、20℃、50%。
僕のブログ『アフリカの星Etoile d’Afrique』が今日で1500ページ目になった。2006年7月18日にブログを書き始めた。それまでの『週刊フランスのWEB』を止めて、RDCコンゴに初めて来た2006年1月、そして事情で5月にルブンバシを立たねばならなかった後の7月である。当時既にアフリカに戻るための工作を開始していたことが初日の記事からわかる。
スタート以来17万7896回アクセスされているというが本当だろうか。
モロッコの企業グループAddohaがキンシャサに1万5000戸の集合住宅及び年産50万トン級のセメント工場を建設する。モロッコは政治的にRDCコンゴに接近している。西サハラ問題でアルジェリアに対抗するためである。しかし、それだけでなく、インフラも工業も破壊されたRDCコンゴを残された巨大マーケットだと認識しているようだ。上記グループの総帥セフリウAnas Sefriou氏とカビラ大統領が会談したそうだ。最新の『InfoMaroc』によるが日付が不明。
ブラジルのサッカーW杯開会式でナイジェリアの旗とニジェールの旗が混同されニジェールの旗がナイジェリアの変わりに使われてしまった。責任はFIFAにありそうだが、これまであまりメディアでも騒がれていない。先のロンドン・オリンピックの際には、北朝鮮と韓国の旗を間違えたという。RDCコンゴ(首都キンシャサ)とコンゴ共和国(首都ブラザビル)もブラジルに出ていれば間違えられたかもしれない。要は関心がないのである。残念なことだ。
赤白緑、白地に日の丸のニジェールの旗 ナイジェリアは縦に緑白緑 フランスとオランダ、ベルギーとドイツの旗を間違えますかね |
RDCコンゴの最大野党はUDPSである。党首はエティエンヌ・チセケディ(81歳)。2011年11月末の大統領選挙ではカビラ現大統領に遥かに水をあけられた次点だった。不正選挙だとチセケディは大統領当選は自分だと宣言し就任式まで演出したが大方の賛同をえられなかった。RDCコンゴがザイールと呼ばれた時代からの反骨、野党党首で当時のモブツに只一人反抗した人物として知られる。しかし、高齢であり健康が問題視されている。
今、エティエンヌの妻マルトMarthe夫人が息子のフェリックスFelixをたてて、党首の座を「世襲」させようと運動している。フェリックスは51歳。UDPSのベルギー支部を含めた海外部長)を務めている。今年2月末ブラッセルでセミナーを開いた際に、父に代わって党首としてUDPSと率いるような発言をして党員の大反発を食らった。しかも、党員からママン・マルト(マルトおばさん)として親しまれているとはいえフェリックスの母親が介入してきた。
政党の党首を父から息子へというのは政党の私有化で大いに問題があると僕は思う。こんな政党運営を老党首も望んでいるのだろうか。エティエンヌ党首は現在海外でまた療養中らしいが、現政権を非民主的と批判しているUDPSの党首婦人が何の資格でしゃしゃり出てくるのか。これでは国民もUDPSを信用しなくなるのではないか。もっとも権威、権力に対して非常に弱いコンゴ人なので、結局世襲に甘んじてしまうかもしれない。
「マルトおばさん」 RDCコンゴ最大野党UDPS党首チセケディの妻 51歳にもなる息子可愛さに人事に口出しはみっともない |
フランスで不正に不動産や資産を取得したとしてセネガル政府によってフランス裁判所に訴えられていた前大統領アブドラエ・ワデの息子カリムについて、フランス裁判所は立証不十分で訴えを却下した。セネガル政府にとっては痛手を蒙った形だ。
フランス側は無事切り抜けたが、カリムには7月末ダカール(セネガルの首都)での裁判が待っている。
フランスが何故訴えを退けたのかその真意が僕にはわからない。フランスにおける財産の不正取得疑惑はガボンや赤道ギニア国の元首たちにもかけられている。他にも多くのアフリカ諸国の政治家がそうしたスキャンダルを撒き散らしている。セネガルはアフリカの中でもっとも民主的な国のひとつだが、現地の司法当局が手出しのできない国が数多ある、フランスの司法が不正財産取得を黙認し、一方で軍隊派遣をして正義(反テロ対策)を叫ぶのは片手落ちではないか。
一昨年2012年9月11日リビアのベンガジ市の米国大使館が爆破され、大使をはじめ米人3名が犠牲になった事件は、リビアの民兵による計画犯だった。米国は例のごとく1000万ドルの懸賞金をけけて情報収集をした。結果、6月15日(日)カタラAhmed Abu Khatallah容疑者を逮捕した。
この逮捕劇、米国が「得意な」隠密捜査だそうだ。カタラ容疑者もリビアではなく外国で監禁されている。米国人はリビアから全て引揚げている。一体どうやって容疑者を逮捕し、国外に連れ出したのだろう。全くリビアの主権を無視している。
RDCコンゴの北の隣国中央アフリカ共和国RCAではなお泥沼の内戦が続いているが、今年2014年1月政権を投げ出し敗走した元反政府(イスラム系)セレカと、セレカが政権を担っていたときに弾圧され、セレカが敗走してから復讐に走っている反バラカ勢力とが首都バンギでNPO「Pareto」の仲介で16日(月)和平に合意、署名したという。朗報だ。
反バラカはセレカが台頭してきたときにフランスが助けず見殺しにした前前大統領ボジゼを支持する軍人と農民勢力だ。
これから和平合意が守られるか否か、国外に亡命してるボジゼが生還するのか、RCAに派兵しているフランスがどうでるのか、まだまだ予断を許さないだろう。それでも平和への一歩と受け止めたい。
元セレカ軍の兵隊 |
RCA: accord entre
Selekas et anti-Balaka
Dernière mise à jour:
16 juin, 2014 - 17:20 GMT BBC Afrique
En Centrafrique, les
responsables de l’ex coalition rebelle seleka, contraints à abandonner le
pouvoir en janvier dernier, et ceux des milices anti-balaka qui les ont
longtemps combattus, s’accordent pour accepter le principe d’une médiation afin
de sortir le pays de cette longue crise.
Un accord a été signé
à Bangui, sous les hospices de l’ONG PARETO, chargée de cette médiation.
Depuis le départ en
janvier dernier de Michel Djotodia, chef de l’ex coalition rebelle, au profit
de la présidente actuelle Catherine Samba-Panza, la RCA est contrôlée par deux
forces armées rivales toujours prêtes à en découdre. A défaut d’être désarmées
de force, elles ont été tenues à distance par les forces internationales
présentes dans le pays.
Au nord, il y a les ex
rebelles de la seleka qui ont récemment installé leur état-major à Bambari, au
centre du pays. Au sud, il y a les anti-balakas, des milices composées de
paysans et d’anciens militaires fidèles au président déchu François Bozizé.
Ces deux mouvements
viennent d’accepter le principe d’une médiation en signant un accord à Bangui,
lundi. Cette médiation a déjà commencé à être mise en place par l’ONG nationale
Pareto (Paix Réconciliation Tolérance). La prochaine étape, selon le
coordonnateur de l’ONG Beni Kouyaté, sera la mise en place d’un comité mixte de
réflexion seleka – anti-balaka.
L’accord a été paraphé
coté seleka par l’ancien porte-parole Eric Massi, et coté anti-balaka par
Patrice Edouard Ngaissona. Ce dernier a pourtant été destitué, un autre
coordonnateur ayant été élu à sa place lors d’un congrès à Bangui.
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