Le vendredi 27 juin
2014
6時、快晴、18℃、52.5%。
今週からヤスミナ・カドラYasmina Khadra『Ce
que le jour doit à la nuit』(昼が夜に負うもの)を読み始めた。カドラと書いたがKhはhaやgaに近い音と思う。フランスではhを読まないから躊躇なくカドラと呼ばれているだろう。
作者は実は男性モアメド・ムレスウルMohammed Moulessehoulだ。出身はベシャール県だから、モロッコに近い砂漠地帯。しかし、その土地の出身というよりも父親が軍人なので赴任先で生まれただけかもしれない。
語彙が豊富で知らない単語がよく出てくる。しかし、長編小説(活字が大きいが413ページ、ジュリアール社版)でストーリーがある。翻訳をしているわけではないから飛ばして読む。
アルジェリアは僕が合計11年半住んでいた国だ。舞台となっているアルジェリア第二の都市オランには何回も行っているが住んだことはない。オランという名前を初めて知ったのは学生時代に読んだカミュの『ペストLa Peste』である。『異邦人 L’Etranger』は首都アルジェだ。1973年アルジェリアに初めてパリから行ったときは西のオランには寄らず、チュニスにマグレブ国際列車で出てしまった。2009年10月第二回目のアルジェリア滞在を終えて日本に一時帰国したときのアルジェリア最後の日はオランだった。友人に会いに行ったのである。オランの印象はアルジェよりもアラブ化(イスラム化)が進んでいず、人も多少解放的だということである。街はアルジェの方が丘のある所為で美しいと思う。
カドラの小説については読後感想を書こう。しかし、Googleのブログ検索でヒットした日本語ブログとフランス語版で書かれている読後批評をちらと読んだ限りでは、日本の人にはアルジェリアの複雑性が飲み込めないようにみえる。無理もない。僕もまた偏見に満ちた解釈をするだろうが、独立後10年目から見たアルジェリアが頭から離れないと思う。今、やっと第5章88ページまで読んだ。
ゆっくり読むので感想を書けるのがいつになるか分からない。カドラの他の作品も読んでみたい。
第二回ツール・ド・コンゴ(自転車)がカタンガ州コルウェジをスタートして25日(水)キンシャサでゴール、幕を閉じたが、4州1200kmを走破して総合優勝を果たしたのはブルキナ・ファソのハミドゥ・ヤメオゴ選手であった(オカピの記事ではアミドゥになっていたが誤りなので修正した)。フランス、ベルギーなど欧州選手も参加したが、アフリカの選手が優勝した。去年はふあrんすのメデリー・クランだった。
キンシャサに入る最終日80kmだけ、コンゴ人選手ジャン・ルイ・チヤナがトップだった。いかにも見栄っ張りのコンゴ人らしくこの90kmだけを必死で走ったのだろう。
線香花火ではなく、来年第三回が行われることを祈ろう。
第二回ツール・ド・コンゴで優勝した ブルキナのヤメオゴ選手 |
Le Burkinabè Hamidou
Yameogo remporte le 2e tour cycliste de la RDC
juin 25, 2014 オカピ放送
Le Burkinabè Hamidou
Yameogo a remporté la deuxième édition du tour cycliste international de la RDC
dont la septième et dernière étape a été remportée ce mercredi 25 juin par le
Congolais Jean-Louis Tshiyana. Ce dernier permet à la RDC d’enregistrer sa
seule victoire de cette course.
Cette dernière étape
s’est courue entre Nsele et le centre-ville de Kinshasa. Une étape longue de 90
kilomètres.
Comme lors de la
précédente édition, la dernière étape de ce 2e tour de la RDC est remportée par
un Congolais. Jean-Louis Tshiyana a dévancé les Burkinabès Amidou Yameogo et
Aziz Mikena.
Hamidou Yameogo
succède ainsi à Médéric Clain au palmarès de ce tour cycliste de la RDC.
A l’issue de cette
deuxième édition, l’équipe française a remporté le prix de la meilleure équipe.
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